ビザ無しの米国渡航にはESTA(エスタ)申請が必要です
旅行、他国への乗り継ぎなどで米国渡航を予定されている皆さん、
ESTAの申請は出来ていますか?
私は渡航するにあたりESTAの存在を知り、申請をしてみたのですが、
どこを記入すればいいの?
どう記入するのが正解なの?
と迷っている内にタイムアウトになってしまい、振り出しに戻ってしまうということがありました^^;
また、申請後も、ちゃんと手続き完了しているのか不安になったり…。

皆さんも私のようにお困りではないでしょうか?
申請の承認ってもう出来てるの?どうやって確認するんだろう?
ESTAを申請しなくちゃいけないのは分かってるけど、なんだかややこしそう…
そもそもESTAって何?
入力に時間がかかりすぎてタイムアウトに。。
初めてだと分からないことだらけで心配になってしまいますよね。
当記事では、こんなお悩みを解決するため、簡単&スムーズにESTA申請を進められるよう、申請前の準備から承認の状況確認まで、動画と文章で丁寧に解説致します!
ESTAの申請方法
早速、ESTAの申請方法について手順を説明していきます。
実は私は他の解説サイトを見ながら申請をしたのですが、「ざっと流れを把握してから進められたら便利だなぁ」とか、「手順だから仕方ないけど、情報量が多い!画面をスクロールするのも大変。。」と感じていました。
きっと他にもそんな方がいるのではないかと思い、なんと申請方法を動画にしちゃいました!
申請に必要な準備や注意点も動画内にコンパクトにまとめていますので、ぜひ目を通してみてください。
動画はこちら↓
以下からは、申請方法をテキストとキャプチャでも解説していきます。
1.申請前の確認
1−1.手元に準備しておきたいもの

スムーズに申請できるよう、下記のものを事前に準備しておきましょう!
- 申請者のパスポート
- クレジットカード(もしくはPayPalのアカウント情報)
→支払いの際に必要になります。こちらは申請者本人名義でなくともOK。
また、下記の内容を確認できるものを準備して下さい。
- 米国での滞在先住所・電話番号
- 申請者の住所・勤務先の英語表記
- 申請者の住所・勤務先の英語表記
→申請は英語での入力を求められます。 - 緊急連絡先の名前・電話番号・Eメールアドレス
→家族、友人などがベターです。
1-2.申請開始の前に、料金の確認を!

インターネットで「ESTA 申請」などと検索をすると、ESTA申請を代行してくれる様々なサイトが表示されます。実は、公式サイト以外で申請を行なうと、通常かかるESTAの申請料金に加えて、「代行費」を請求される場合があります。

きちんとESTAの公式サイトから申請をすれば、申請料金$14.00ドル(約1,400円)だけで済みます。
また、代行サイトには、公式サイトととてもよく似た見た目をしていて、パッと見では気づかないような場所もあります。
公式サイトは下記ですので、必ずこちらから申請して下さいね。
公式サイト:https://esta.cbp.dhs.gov/esta/
※ちなみに、米国政府運営のサイトURLには「.gov」というドメインが割り当てられています。
公式サイトを見分ける際のヒントにして下さい。

前置きはこのくらいで、早速ESTA申請方法の説明をスタートしましょう。
2.申請の手順
2−1.サイトで必要事項を入力する
公式サイトの申請ページにアクセスする
インターネットで「ESTA」を検索

※代行料を請求してくるサイトがあります!必ずESTA公式サイトにアクセスしましょう。
サイトが外国語表記になっている場合は右上にポインタを合わせ、日本語表記に設定する。

「新規の申請」>「個人による申請」をクリック


「セキュリティに関する通告」が表示されるので、 「確認して続行」をクリック

「免責事項」をチェックする

「The Travel Promotion Act of 2009」をチェックしたら、「次へ」

申請者・パスポート情報を入力する





別の市民権・国籍、GEメンバーシップについて入力する


申請者の両親について入力する

連絡先について入力する

ソーシャルメディア、勤務先情報について入力し、「次へ」


渡航情報を入力する

米国滞在中の住所、緊急連絡先を入力して、「次へ」


適格性についての質問に答える


2−2.申請内容を確認する
申請内容を確認出来たら、項目ごとに「確認して続行」ボタンをクリック


もう一度パスポート情報を入力して、「次へ」

2-3.申請費用を支払う
「免責事項」にチェックを入れて、「今すぐ支払う」をクリック

支払い方法(PayPalもしくはデビットカード・クレジットカード)を選択し、続行

PayPalの場合:ログインして手続きを行なう

デビットカード・クレジットカードの場合:カード情報を入力して支払う

「支払い手続きが実行されました」と表示されていたら支払い完了!

申請と支払いが完了すると、申請の承認待ち状態となります。
申請完了のメールのチェック
※申請が終わると確認のメールが届きます。念の為チェックしておきましょう。
英語ですが、「Your application number is」の後に続くナンバーが申請番号です。

あとは承認されるまで待ちましょう。
2−4.審査状況確認〜審査承認
「既存の申請内容を確認」>「個人申請のステータス確認」をクリック


「セキュリティに関する通告」が表示されるので、「確認して続行」をクリック

「個人申請の検索」にて情報を入力し、検索する

検索結果を確認する

「認証は承認されました」と表示されていたら承認完了です!
ここまでで、申請の手順は理解頂けたでしょうか?
あとは実際のページを見ながら手続きを進めていただくのが一番わかりやすいかと思います!
補足にはなりますが、申請の際には下記にも注意してください。
3.その他気をつけたいこと
3−1.申請はお早めに!

ESTAは通常、申請してから3日以内(72時間以内)に審査結果が出ます。
ですが、システムトラブルや審査上の何らかの都合で承認がおりなかった場合など、万が一のことを考え、申請はなるべく早めに行ないましょう。
面倒に感じて先延ばしにしてしまう方もいるかもしれないですが、直前に大慌てで申請するということは避け、落ち着いて正しい内容を申請することをオススメします。
3−2.有効期限に注意

ESTAは通常2年間有効です。そのため数ヶ月先の渡航でも事前に申請しておくことが可能です。
なお、パスポートの有効期限が2年以内に切れる場合はパスポートの有効期限とともにESTAの有効期限も切れるので注意して下さい。
有効期限が切れた場合は、新規で申請し直す形になります。
4.まとめ
ESTA申請はややこしく思えますが、しっかりと準備してから取り組めば、意外と簡単なんです!
そして、「面倒だ…」と後回しにするのではなく、なるべく余裕をもって申請することが大事です。
渡航当日、空港で慌てて申請する、なんていうことがないように気をつけて下さいね。
