【リノベ暮らしな人々】
Vol.32 「ライフスタイル」+「遊び心」
=アクティブ派の願いを叶えたワンルーム空間
趣味も多く、インテリアや家具へのこだわりも強いTさんご夫婦。「こうしたい」「これはどう?」とアイデアがどんどん生まれ、LDK+洋室+和室2間の間取りが「開放感のあるワンルーム空間」へと大きく変貌を遂げました。自分らしい住まいづくりにこだわったリノベーション事例をご紹介します。
住まいの探し方
「新築マンションや一戸建てでは、間取りや広さ・立地が希望に合わなかった」というTさんご夫婦。「職場へ通うのに便利な街中(まちなか)の中古物件を、ライフスタイルに合わせた空間に」とリノベーションを選択されました。JRおよび地下鉄北仙台駅まで徒歩1分という利便性の良い希望通りの中古マンションをリノベーションを前提に購入するに至りました。
リノベ暮らしのポイント
●アクティブ派のTさんならではの工夫
Tさんは二人暮らしの共働きご夫婦。ご主人は自転車通勤で、週2日はジムに通いジョギングが趣味というアクティブな行動派です。玄関部分はご主人愛用の自転車をディスプレイするため、広々とした土間フロアに。遊び心で天井に取り付けた鉄棒は、懸垂など運動もできるほか、オープンクローゼットや物干しなど多様な使い方ができる実用性も兼ね備えたすぐれものです。
入浴はいつも通っているスポーツジムで済ませるため、バスタブなしのシャワールームを設置。その分、ゆとりの洗面スペースを確保しました。ランドリールームと洗面を切り離したことで、朝の忙しい時間帯でも夫婦がお互いにストレスなく使えるよう配慮しています。
●無駄のない間取りと充実の収納ですっきりシンプルに
無駄のない生活動線にするため、北から南まで一直線に抜ける広々と開放的な間取りに。リビングと寝室の間は部分的にカラシ色のアクセントウォールを使って、空間の間仕切りとつながりを両立させています。
片付けに手間がかからないよう、収納はできるだけ大きくシンプルに。大量の本を収納するための本棚、ご夫婦二人分の洋服をしまうことができるクローゼット、さらに玄関の土間部分には、靴はもちろん、アウトドア用品や自転車のメンテナンス用品などを保管することができる大きな収納スペースを設けました。
●素材や家具にも遊び心をプラス
フロアはユーカリ材を市松貼りにして、ユーズド感あふれる和の雰囲気を演出。キッチンの壁には、和の陶器を思わせる色とりどりのタイルをリズミカルに配置しています。家具やキッチンはすべてオリジナルで造作し、空間全体の統一感にこだわりました。
窓際にはハンモックを吊るし、天気の良い日は暖かい日射しに包まれながら読書をしたり、心地良くお昼寝をしたり…。遊び心をプラスすることで、Tさんご夫婦のオリジナリティが表現されたユニークな空間に生まれ変わりました。






キッチンの壁と同じカラフルなタイルが敷かれている洗面コーナー
間取りで見るビフォーアフター

リノベ暮らしInfo
- ■築年数:
- 築37年
- ■リノベーション竣工年:
- 2012年
- ■形態:
- 12建てマンションの一室
- ■間取り:
- 3LDK→1LDK
- ■専有面積:
- 75m2
- ■リノベーション価格:
- 1100万円(税込)
- ■設計・施工:
- 株式会社アート&マテリアル
■取材後記■
雰囲気がとってもおしゃれで多趣味なTさんご夫婦。玄関の広々とした土間スペースやオリジナル家具、色とりどりのタイルなど、おふたりの個性やこだわりが空間の中に存分に活かされていました。
納得のいくまで打ち合わせを重ね、アイデアを出し合いながらスタッフとともに創り上げた空間。お引越し後も、インテリアや照明を付け足したり、自由にカスタマイズを楽しみながらTさんらしい暮らしを重ねていかれることでしょう。
■編集長の暮らしのヒント
大きな土間にディスプレイされる自転車。天井の鉄棒。リビングに吊るされたハンモック。
どれもご夫婦の自由でアクティブなライフスタイルを象徴しています。自分たちにとっていらないものはとことん省き、好きなもの、欲しいものだけをつめ込んだ、そんなお住まい。
同じような間取りの家に、人が無理やり合わせて住むのが日本の住宅の典型ならば、その対極で『したい暮らし』を実現されているのがこちらの事例と言えるのではないでしょうか。














