【リノベ暮らしな人々】
vol.26 アンティーク家具が集うカフェ風リノベーション

リノベ暮らしな人々

老後を見据えた導線を意識し、3階建の一戸建てをワンフロアーで生活できるよう工夫したU様邸。奥様の趣味部屋やご主人のパソコンスペースなど細部までこだわり、また紙クロスに自然塗料を施した壁とパイン無垢材で温かみのある部屋に仕上がりました。

住まい探しのきっかけ

当初新築へ建て替えるかマンションを購入するかで迷われていたU様。ゆいまーるClubへ相談に来られた際、現住居が鉄骨造で躯体がしっかりしていたこともあり、迷わずリノベーションを提案しました。ゆいまーるClubが開催していた完成内覧会にも足を運んで頂き、実際の施工事例やOB様との交流の中で、「こだわりを形にしてくれそうだ」と、弊社に依頼を決めて頂いたそうです。実際に完成までの間、現場打合せやメールで何十回となく意見交換をさせて頂きました。

リノベ暮らしのこだわりポイント

アンティーク家具が似合うカフェをイメージしていたU様。建具はもちろん、造作収納の取手に至るまでこだわりを詰め込みました。そのイメージに合わせて壁は家具が映えるよう白を基調とし、床は落ち着きのある色合いに塗装しました。

キッチンは、導線を考えたアイランド型で吊戸は設けずオープンキッチンに。カウンターも長く設置し、小上がりの畳スペースに腰かけ、パソコンで作業ができる設計にしました。小上がり中央部分の畳を外せば掘こたつとして使用できるプランを提案。将来的にはワンフロアーで生活の全てを完結できるようにと設計段階で各配置にもこだわりました。

壁掛けのテレビ配線は全て壁面内部へ。小上がり下のオーディオ機器も内部で接続しています。テレビボードはホコリが溜まるので使いたくないというU様の要望に対応しました。結果すっきりとした空間に仕上がりました。

写真の中心あたり、収納棚の横に黒板があるのが分かりますか?
この位置にレシピを書く場所があると便利ですね。

キッチンの後ろには天井高いっぱいまで開口をとった背面収納を設置。収納量は申し分なく使い易さも抜群に良く、半透明の建具で収納場所を把握できるようにしました。収納棚の横にある料理レシピを書き込める黒板も奥様のアイデア。

奥様の趣味部屋の入口はレトロな建具を使用。解体現場に捨てられかけていた物を譲ってもらったのだとか。お部屋の雰囲気ともうまくマッチしました。入口横にはガラスをはめ込んだウォールディスプレイを設置。照明も設置し、奥様の作品の展示用に。四季折々に作品を変えていくのも楽しみの一つです。

部屋内は奥様の趣味の作品でいっぱい。造作カウンターではミシンを奏でられます。正面と右側壁面には内部にマグピタシートを埋め込み、メモ等を磁石で貼りつけることも可能にしました。押しピン等で壁にキズをつけたくないという想いからです。

造作収納を多用した洗面室。リノベーションのもう一つのテーマが「掃除のしやすいお部屋に」とのことだったので、ホコリ対策に全ての収納に建具を設けました。取手も全てアンティーク調の取手で統一しています。

間取りで見るビフォーアフター

              

リノベ暮らしInfo

■家族構成:
40代夫婦+母(3人暮らし)
■専有面積:
82m2
■築年数:
32年(鉄骨造3階建)
■リノベーション費用:
約1000万円
■リノベーション会社:
ゆいまーるClub

■取材後記■

U様のこだわりが実現し、また自然素材を使った温かみのあるお部屋に大変満足して頂きました。特に、床は施工外の3階の合板床のお部屋と比べ温もりが全然違うという感想と、フルリノベーションにもかかわらず化学的な匂いが一切しないという点で、素材の提案をすごく喜んで下さっていました。
私たちもU様と一緒になって作りあげたという感じが強く、U様の想いに精一杯お応えできました。こだわりや想いを形にできるリノベーションの楽しさを感じた現場でした。

ゆいまーるclub
R

■編集長の暮らしのヒント
解体現場で譲ってもらったという、ガラス入りの建具にグッと来てしまいました。
長く使い込まれたものには独特の重みと風合いがありますね。まさに経年美化。
こんな選択ができるのもリノベーションならではです。

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