【リノベ暮らしな人々】
vol.12 「Rのおうち」
この家の愛称は、「Rのおうち」。
暮らす人はもちろん、訪れる人がみんな、まーるい笑顔になれちゃう、そのヒミツとは?楽しい暮らしの秘訣を、Fさんファミリーに聞きました。
住まい探しのきっかけ
ご結婚後、社宅に4年暮らしたFさんご夫妻。娘さんの幼稚園の入園までに新居に移れたらと、住まい探しをスタートされました。社宅から職場まで片道1時間かかっていたこともあり、まずは通勤に便利なエリアであること、そして80m2前後の広さがあることが前提でした。
住まいの探し方
●リノベーションとの出逢い
休日に夫婦そろって住宅メーカーの展示場を巡ってみたものの、どこも似たりよったりのデザイン。「巨匠系建築物好き」を自認するご主人の目に、それらは魅力的には映りませんでした。そんなとき、とあるきっかけで訪れたのが、RenoЖReno(リノリノ)のオープンハウス。まるでcafeのような空間を見て、「とにかくびっくりして、これだ!と思った。」のだそう。
旅行や車、洋服などが好きで多趣味なご主人にとっては、リーズナブルな価格も大きな決め手となりました。
●レトロマンションとの出逢い
Fさんご夫妻が出逢ったレトロマンションは、充分な広さと日当たりの良さ、管理が行き届いていることが魅力的でした。そして、通勤に便利な立地。「場所がいいので、将来もし賃貸に出すことになっても大丈夫だと思いました。」とご夫妻。実はご自身も中古マンション育ちというご主人。レンガ造りの佇まいが「なんだか懐かしく感じて」ひと目惚れだったそうです。
リノベ暮らしのこだわりポイント
●暮らしに合わせて変化する、フレキシブルな間取り
「たとえば子ども部屋は、ある時期は必要だけれど、子どもが小さいうちは必要なかったりしますよね。暮らしに合わせて、フレキシブルに使える間取りを希望しました。」
この家の一番のポイントともいえるのが、「R」の開口部です。引き戸を全開にすれば、広いLDKとして。片方ずつ閉めて個室を作ったり、キッチンを隠したり。「デザインはもちろん、この機能性がとにかく気に入っています。」とご主人。
●木のぬくもりに包まれるお部屋
ふんだんに使われた、無垢のフローリング材。思わずごろーんと寝ころびたくなる気持ち良さです。家族で蜜蝋ワックスを塗ったことも、良い思い出。
●デザインも、機能性も
足場板をナチュラルに塗装したキッチンカウンターは、奥さまのお気に入り。開放感がありつつ手元が丸見えにならない、セミオープンタイプです。
●リノベーション=中古のオーダーメイド
「オープンルームで見てカッコいいなと思ったことは、全部デザイナーさんに伝えました。予算上ムリです、と言われるかなと思ったのですが、結果的には全部叶えていただいて、大満足です。」
毎日の暮らしの中でこっそり嬉しいこだわりのポイントは、玄関の天井を板張りにすること・サニタリーの天井に輸入クロスをアクセント使いすること・個室につけた小窓やリビングの窓の木枠、洗面台を実験用シンクにすること・アメリカ製スイッチなど。リノベーションだからこそ叶う、小さな遊び心です。
家族のエピソード
●コミュニティのある日々
「このマンションには、古くから住んでいらっしゃるご高齢の方が多いんです。皆さん、まるで孫のように娘を可愛がってくださって。回覧板を持っていくたびにお菓子をいただいたり。月に一回、マンション清掃の日があるんですが、皆さん和気あいあいとされていて。愛をもって住んでいる方ばかりなんです。」
昔ながらのコミュニティがある暮らしは、レトロマンションならではかもしれませんね。
●住まいから、はじめの一歩
奥さま:「この家に引っ越してきて、近所のショップ巡りをしたりRenoЖRenoのイベントに足を運んだりしているうちに、私も何かやってみたいと思い始めて。娘が寝ている間にせっせと作品を作って、半年前にフリーマーケット・デビューをしたんです。お友だちが買いに来てくれたりして、楽しかったです。」 奥さまは、もうすぐ入園するRちゃんのために登園グッズも手づくりしているそうです。
心地よい住まいから生まれる、手しごとのぬくもり。きっと、作品を手にした人にも、伝わっていることでしょう。
図面で見るビフォーアフター
水回りやキッチンの位置は変えずに、引き戸を開け閉めすることで、広いリビングダイニングにも個室にも出来る工夫がなされています。
リノベ暮らしInfo
- ■家族構成:
- 3夫婦+お子様1人
- ■専有面積:
- 76.8m2+バルコニー7.66m2
- ■既存建物竣工年:
- 1981年
- ■リノベーション竣工年:
- 2011年1月
- ■リノベーション費用:
- 700万円
- ■施工会社:
- アイエス株式会社
- ■デザイン:
- アイエスワン有限会社
■取材後記■
夫妻の言葉のひとつひとつから、ご家族への、そして住まいへの愛情が溢れていらっしゃいました。Rちゃんの笑顔の、ピカピカなこと!取材後にいただいた、奥さまお手製のりんごケーキの、おいしかったこと!あたたかな暮らしぶりが伝わってきて、まるで日向ぼっこしているように寛いでしまった取材陣なのでした。家族をまーるく包んでくれるおうちで、これからもたくさんの笑顔が生まれていくのでしょうね。













