【リノベ暮らしな人々】
vol.14 子ども部屋がまんなかにある暮らし
今回ご紹介するのは、子ども部屋を真ん中に配置した間取りが特徴的なKさん家族の住まい。素材にこだわった空間にアンティーク家具がしっくりと馴染む、家族と一緒に成長していく空間です。
住まい探しのきっかけ
Kさん夫妻がもともと住んでいたのも、実はこの物件。奥様のお父様が所有していた物件を、譲り受ける形で住み継いでいました。そして家族が増えたことをキッカケに、新しい住まい探しを検討し始めたKさん夫妻。戸建てや新築マンションなど様々な物件を見ましたが、Kさん家族には響くものがありませんでした。
住まいの探し方
●リノベーションとの出会い●
ちょうどその頃、都内で開かれていたリフォーム博へ足を運びます。そのリフォーム博でリノベーションという言葉を初めて知り、リノベーション会社のオープンルームへ参加。間取りから素材まで自分たちの好きな住まいを創れるリノベーションに魅了され、もともと住んでいるこの物件をリノベーションしてずっと住み続けようと決意します。
リノベ暮らしのこだわりポイント
●提案された間取りへのトキメキ●
「いつでも子どもの“ただいま”が聞こえる空間にしたかったんです」
設計をお願いしたリノベーション会社nuとの空間プランを決めるための打ち合わせでは「子どもたちの帰りがいつでも分かるような間取りにしてほしい」と設計デザイナーに伝えたKさん夫妻。そのヒアリングの元、提案されたプランは子ども部屋を真ん中に配置した回遊性のあるもの。
「私たちでは絶対に思いつかなかった間取りの提案で、本当にときめきました!」と奥様が笑顔でお話して下さいました。
●いつでもみんなが繋がる空間●
玄関を入り見上げると、小さな窓からひょっこりと顔を出して手を振る子どもたち。お母さんがパウダールームで髪を乾かしていると、おやすみ前の絵本を早く読んで!とせがまれることもあるという微笑ましいエピソードも。小窓の反対側にも木枠の窓を造作し、仕事をするお父さんもいつでも近くに感じられます。
●素材を感じる住まい●
間取りの他にもKさん夫妻のお気に入りは、こだわって選んだ素材たち。フローリングに選んだ無垢のアメリカンブラックチェリーは、時を経て色艶が深まり、家族の成長とともに味わい深く変化していきます。
2つ仲良く並んだベッド、キッチン横のシェルフ、リビングの扉などは、nu オリジナルで造作したもの。シェルフは無垢タモ材で造作し、窓には木枠を、子ども部屋のベッドにも木を使用しています。あたたかみのある木(モク)の雰囲気を住まい全体にまとわせました。
●まんなかから広がる家族の輪●
実際にこの家で暮らすようになってから、家族で過ごす時間が更に楽しくなったとお話してくれたKさん夫妻。リビングと同じくらい家族で一緒に過ごす時間が多いのは、家のまんなかにある子ども部屋だそうです。訪れる人も自然と笑みがこぼれるようなKさん家族の住まいは、どこにいても賑やかな笑い声が家中を包み込んでいます。
図面で見るビフォーアフター
スケルトンから全てをプランニングした、子ども部屋を中心に配置した間取りが特徴的な空間。引き戸や内窓を開けると子ども部屋や寝室の各部屋が繋がる、回遊性のある設計プランです。
リノベ暮らしInfo
- ■家族構成:
- 夫婦+お子様2人
- ■専有面積:
- 89.61m2
- ■築年数:
- 33年
- ■既存建物竣工年:
- 1979年
- ■設計デザイン:
- nu( エヌ・ユー) リノベーション
■取材後記■
木( モク) の素材感を基調とした、味わい深いシンプルな空間。その空間にしっくりと馴染むこだわりのインテリアは、お気に入りのアンティーク家具屋さんを巡って見つけたものだそうです。使い込むほどに、Kさん家族らしい色が深まっていくような空間は、とても居心地の良いあたたかなものでした。
素材やインテリア選びに一貫した空気感が存在した、あたたかくて上質な住まい。そんなKさん家族の家は、今日もみんなの笑顔が駆け巡っていることでしょう。














