【リノベ暮らしな人々】
vol.17 広い玄関とオーダーキッチンで実現した、理想の住まい
今年はきっと転勤がある!ご主人の転勤を予測?して岡山から広島へ、リノベーションで理想の住まいを手に入れたTさんご家族。さまざまなこだわりやアイデアの詰まったお宅をご紹介します。
住まい探しのきっかけ
ご主人の仕事上、転勤生活をしていたTさんご家族。生活に慣れたかと思えば引越しでお子さんのことや将来のことを考えて、そろそろ一つの場所で落ち着いた生活がしたいと思い始めたのが、最初のきっかけだったそうです。
「家のことを考えた時に、新築だと自分たちの気に入った空間がないことに気が付きました。ならば中古を買って、リノベーションしようということになりました。」
住まいの探し方
通勤距離や日常の利便性の良い市街地近郊を中心に、インターネットや不動産会社から情報を集めました。物件探しの時からリノベーション会社が立会って、アドバイスをしてもらえるとのことで、リノベーション会社の方と5件ほど内覧しました。最終的に決めた物件は、隣にスーパー、駅も近く、職場もちょうど良い距離、しかも眺めの良いところで条件にぴったり。内覧した日の夕方には購入申し込みをしました。
リノベ暮らしのポイント
リノベーション会社との打合せでは、間取りは、必要な部屋数を伝えるくらいで提案してもらい、引越してからも使う家具は細かくリスト化して、伝えました。あと、好みの内装はインターネット・雑誌などからスクラップしたものや、購入予定の家具・雑貨などの画像を用意して、それらに似合う色や素材・質感を選んでいきました。
●自転車も置ける広い玄関
通勤用の自転車を置けるようにしたかったので、玄関の奥行を3メートル近くとりました。土間、壁のタイルはグリーンをベースにたくさんのサンプルを元に選びました。天井はコンクリートの躯体をそのままにして、無骨な雰囲気を出しています。
●オーダーだから実現した家具と相性のいいキッチン
購入予定の家具たちと馴染むようにキッチンはオーダーしました。理想のステンレスヘアラインの天板やスクエアなシンク、面材はフローリングと同じナラ材を使って、ダークブラウンに仕上げました。
●リノベーションを機に購入したソファやダイニングが配置されたLDK。
クロスを剥ぎ取り、コンクリートに直にペイントした天井や、オイル塗装されたナラフローリングが木のフレームで作られた家具たちとよく合っています。
奥様が塗られた赤と黄色のCDラックが空間のアクセントにもなっています。
●ちょっとしたアイデア【書斎編】
ご主人のたっての希望で、限られたなかで書斎のスペースを検討。リビングやキッチンのすぐ隣ですが、それらの生活感が見えないようにレイアウト。寝室に向かう廊下も兼ねて無駄のないようにしています。
デスク上にパソコンなどを置いてもキッチン側からは見えない高さに横にスリットを設け、書斎に座ったときの視線が抜けるようにしているので、さほど狭さを感じないのと、キッチンに立つ奥様とのコミュケーションをとりやすくしています。
●ちょっとしたアイデア【飛び石ではなく、飛び板編】
玄関の奥行きを広くとった分、洗面室へは玄関を通っていくことに。土間に丸く加工した集成材の板を埋め込み、そこを踏んで洗面室へ行けるようにしました。
間取りで見るビフォーアフター
全ての内装や設備機器を解体してスケルトンにしてからリノベーションを行いました。子ども部屋は将来的に区切ることを想定してますが、最初はオープンに。寝室からは直接、洗面にも入れるようにしたり、回遊性のあるプランになっています。
リノベ暮らしInfo
- ■家族構成:
- 夫婦+お子さま1人
- ■専有面積:
- 70m2
- ■既存建物竣工年:
- 1985年
- ■リノベーション費用:
- 970万円
- ■設計施工会社:
- 株式会社 SMART ONE DESIGN
■取材後記■
窓から風の抜ける気持ちのいい空間で、心地よい音楽とおいしいコーヒーをいただきました。
時間をかけて、岡山から広島への打ち合わせや家具を探しに反対方向の大阪へも毎週のように何度も足を運んだTさんご家族。時間をかけてこだわったからこそ実現した、理想の住まいの居心地にたいへんご満足の様子。本当にリノベーションの良さを実感できる取材となりました。














