【リノベ暮らしな人々】
vol.31 ニューヨークのホテルがお手本のインテリアにこだわった空間

リノベ暮らしな人々

夫婦ともに大のインテリア好き。そんな二人の好みが一致したのが、雑誌で見たニューヨークのACE HOTELでした。ヴィンテージ感やラフな素材感をインテリアのベースにし、チェッカーガラスを多用することで明るく開放的な住空間を実現しました。

住まい探しのきっかけ

もともとインテリアに関心があって、好みのインテリアに囲まれて暮らしたいと考えていました。住宅購入の際には中古マンションをリノベーションしようと決めていたので、新築マンションという選択肢はあまり考えていませんでした。

住まいの探し方

雑誌で株式会社リビタのリノベーション事例を見つけ、リノベーションセミナーに参加しました。コンサルタントの大嶋さんが中古マンション選びから設計者の選定、資金計画などを手厚くサポートしてくれたので、安心して家づくりを進められました。
マンション選びでは、中古マンションならではのチェックポイントを細かく教えてもらいながら複数の物件を見学したので、最後にはかなり細かな部分まで自分で判断できるようになりましたね(笑)。

妻の実家が近くにあり、以前も東日本橋に住んでいたのでこのエリアに馴染みがあったことから人形町のマンションを選択しました。中央区というとオフィスやデパートなどが建ち並ぶイメージがありますが、大きな公園もあるので、実は子育てには良い環境なんです。路地に古くからの商店が並び、下町の風情が色濃く残るところも気に入っています。人形町のあたりはファミリー層も多いんですよ。

室内から眺める銀杏並木

リノベ暮らしのこだわりポイント

●チェッカーガラスの建具で、明るく開放的な空間を実現
この物件は南向きで、リノベーション前の間取りでは細かく部屋が仕切られていたため、中央にあったリビングが暗い印象でした。キッチンも仕切られていて狭かったので、それらを解消できる開放的な間取りを希望しました。
設計者の倉田さん(ATELIER71)が、既存間取りを活かしながらLDKを広げ、ガラスの建具や引き戸で部屋を仕切るというアイデアを提案してくれたんです。最初にこのプランを提案されたときは面白いなと思いましたね。プライバシーとしてはやや不安もありましたが、これならバルコニーから入る光を家全体に届けられると思いました。子どもが大きくなって将来的に個室が必要になった時には、カーテンを取り付ける等でプライバシーを確保してあげようと思っています。
寝室のドアの雰囲気など、デザインとしても昔の小学校みたいな懐かしい感じが好きですね。

ヴィンテージ感を大切にしつつ、明るい住環境も実現。何気ない家具のコーディネートもセンス抜群
チェッカーガラスを通して柔らかく拡散する光
西側の洋室は、引き戸の建具を開け放つと一体感のある空間に
どこか懐かしい雰囲気を併せ持つ建具のデザイン

●床材で雰囲気を切り替える
玄関側とリビング側は床に異なる素材を使うことで、しっかりと空間を切り分けたいと考えていました。リビングにはヴィンテージの雰囲気を持つナラ無垢材のヘリンボーン貼りにして、本棚の棚板や家具色合いも床の色に合わせました。本棚の支柱は黒の角パイプ。他にもドアの把手、窓の手すりなどに黒のスチールを選んでポイントにしています。 玄関側には丸モザイクタイルなどを選んでいます。玄関の土間だけをタイル貼にすると、こぢんまりした印象になってしまうので、廊下やトイレ、洗面室まで全て丸モザイクタイルの床にすることで広がりのある印象を持たせています。

リビングにはナラ無垢材のヘリンボーン貼り、廊下には丸モザイクタイルを使用
玄関土間と廊下、そして水廻りを同一素材の丸モザイクタイルにすることで広がりのある空間を演出
黒スチールの壁面本棚越しに東側の洋室を見る

●ホテルのような洗面室
洗面室の壁のタイルはもっとも悩んだところで、夫婦で意見が分かれたところでもあります。最初はトイレの壁と同じような濃紺色のイメージも考えていました。
天板を棚板などと同じナラにして、もともと持っていたアンティークのミラーを使うことにしたので、壁はシンプルに白いクロスでいいというのが妻の意見でした。ミラーで顔を見たとき、壁に色味があると気になるかなとも。
それでタイルは使うけれども白にして、表面の形状にニュアンスがあるものを選びました。オーバル型の洗面器は、飲食店で見たイメージをヒントにしていますが、天板の奥行きがないのでオーバル型ならすっきり収まるという理由が大きいです。

タイルやミラー、洗面ボウル全てにこだわった上質な洗面室
トイレの壁には濃紺色を採用し、落ち着きのある空間を演出

リノベ暮らしInfo

■家族構成:
ご夫婦+子ども1人
■築年数:
築13年
■リノベーション費用:
700万
■リノベーション面積:
51.51m2
■リノベーション会社:
株式会社リビタ 設計:ATELIER71

■取材後記■

実際に訪れてみると、チェッカーガラスが生み出す空気感が心地よく、つい長居をしたくなるお宅でした。その雰囲気が写真では伝わりづらいのが残念です。皆様もチェッカーガラスによるプランニングを、是非参考にしてみてはいかがでしょうか? オススメです!

rebita
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■編集長の暮らしのヒント
建具やインテリアひとつひとつがシンプルで上質。ご夫婦のセンスの良さがお部屋全体にあふれています。ヘリンボーン貼りの無垢床とモザイクタイル。これだけで家に帰るのが楽しみになりそうですね。

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レトロマンションと出会ったご夫妻が行ったリノベーションは、家族をまあるく包んでくれる、暖かな住まいになりました。

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